屋内に設置する場合の2つの費用への影響要因

1.カメラの種類と性能

屋内では、解像度や夜間撮影機能など、特定の機能を持つカメラが必要になることがあります。

しかし、屋内用カメラは耐候性を考慮する必要がないため、屋外用に比べてコストが低く抑えられることが多いです。

2.設置の複雑さ

屋内設置は一般的に壁や天井への取り付けが主流ですが、建物の構造によっては追加の取り付け作業が必要になることがあります。

それでも、屋外設置に比べると作業は比較的簡単で、費用も抑えられます。

屋外に設置する場合の3つの費用への影響要因

1.耐候性と耐久性

防水の防犯カメラ

屋外用カメラは、雨、雪、極端な温度などの厳しい環境条件に耐えるように設計されています。

これらの特性を持つカメラは高価になる傾向があります。

2.設置作業

屋外設置では、カメラを設置するために高所作業が必要になることがあり、これには特別な機材や安全対策が求められます。

また、カメラを遠隔地に設置する場合は、配線や電源の確保が追加のコストを生じさせます。

3.追加機能

屋外カメラは、より広範囲をカバーするためのパン・チルト・ズーム(PTZ)機能や、長距離のナイトビジョン機能を備えている場合があり、これらの機能はコストを増加させます。

コストを抑える4つのポイント?

1.ニーズに合わせたカメラの選定

必要以上に高性能なカメラを選ぶと、不必要に費用がかかります。

実際に必要な機能を慎重に検討し、最適なカメラを選択しましょう。

2.複数の見積もりの取得

複数の業者から見積もりを取得し、コストとサービスを比較することで、最もコスト効率の良いオプションを選択できます。

3.ワイヤレスカメラの検討

配線が難しい場所にカメラを設置する場合、ワイヤレスカメラは追加の配線コストを削減できる選択肢となります。

ただし、ワイヤレスカメラは電源確保のための配慮が必要です。

4.自己設置の検討

簡単な設置作業であれば、自分で行うことで工事費用を節約できます。

ただし、安全性や正確な設置が求められるため、自信がない場合は専門家に依頼しましょう。

まとめ

屋内と屋外での防犯カメラ設置費用は、カメラの耐候性、設置の複雑さ、必要な機能によって異なります。

適切なカメラ選択と設置計画により、効果的なセキュリティシステムをコスト効率良く構築することが可能です。

セキュリティは重要な投資であり、適切な計画と実行により、財産と安全を守ることができます。

この記事の制作者

粂井 友和

システム警備を提供して20年以上、お悩みを解決したお客様5,000件以上のSATで責任者を務めています。

防犯カメラや防犯センサーなどを活用した防犯システムを、様々な状況に適した形でご提案します。

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