防犯カメラ録画データの保存方法
1. 防犯カメラの録画機能について
防犯カメラの録画方法には、主に以下の3つがあります。
- 内蔵HDD:長期間の録画が可能。
- SDカード:簡単に取り外し可能で、移動に便利。
- クラウドストレージ:遠隔地からアクセス可能で、データの損失リスクが低い。
それぞれの保存方法にはメリットとデメリットがありますが、ここではUSBメモリーを使用したバックアップ方法に焦点を当てます。
2. USBメモリーを使用したバックアップ手順
2-1. USBメモリーの準備
まず、USBメモリーを準備します。容量は録画データのサイズに応じて選びます。一般的には32GBから64GBのUSBメモリーが推奨されます 。
2-2. 防犯カメラのメニューからバックアップを選択
- USBメモリーを接続:防犯カメラまたは録画機(NVR/DVR)のUSBポートに接続します。
- メニューを開く:録画機のメニュー画面を開きます。
- バックアップオプションを選択:メニューから「エクスポート」や「バックアップ」を選択します。
2-3. バックアップしたい映像の選択
- バックアップ範囲の指定:録画データの中からバックアップしたい範囲(日時やカメラの選択)を指定します。
- 保存形式の選択:AVIやMP4など、再生可能な形式を選択します。最初は複数形式で保存して、再生可能な形式を確認するのがおすすめです。
2-4. データのバックアップと確認
- バックアップ開始:選択内容を確認し、「エクスポート」ボタンをクリックしてバックアップを開始します。
- バックアップ完了の確認:完了メッセージが表示されたら、USBメモリーを安全に取り外します。
- データの確認:USBメモリーをパソコンに接続し、バックアップしたファイルが正常に再生できるか確認します。
3. バックアップ時の注意点
- フォーマットの確認:USBメモリーが正しくフォーマットされているか確認しましょう。
- データ容量の確認:USBメモリーの容量が不足していないか確認することが重要です。大容量のデータをバックアップする場合、複数のUSBメモリーを用意するか、容量の大きいものを選ぶと良いでしょう。
- 保存形式の選択:再生可能な形式を選ぶために、初めは複数形式でバックアップすることをおすすめします。
まとめ
防犯カメラの録画データをUSBメモリーにバックアップする方法を説明しました。
この方法は、手軽にデータを保存し、必要な時に素早くアクセスできる利点があります。
適切な手順でバックアップを行い、大切なデータを安全に保管しましょう。
この記事の制作者
粂井 友和
システム警備を提供して20年以上、お悩みを解決したお客様5,000件以上のSATで責任者を務めています。
防犯カメラや防犯センサーなどを活用した防犯システムを、様々な状況に適した形でご提案します。
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